熱帯のお花屋さん

   
バリのお花屋さんに並んでいる花々は、
やっぱりトロピカル!

とてもダイナミックな花が多いです。
特にヘリコニアの種類が豊富。

バナナも花としてアレンジに加えられます。
と言ってもこれは、観賞用の花バナナ。

他に、蘭、バラ、菊、カラーなどもありますが、ヘリコニアのビビットな色と迫力に押しやられている感じです。
忘れてならないのが、チューベローズ!

これはバリを訪れた人が、バリの思い出の香りとして一番印象に残るものではないかと思います。
インドネシア語で、
“セダップ(美味しい)・マラム(夜)“
どこのホテルでも必ず生けてあり、その名の通り、夕方から素晴らしい香りを楽しませてくれます。
私の友だちや母が大好きなので、日本に帰る時に100本くらい持って帰ることがあり、大変喜ばれます。(100本で500円くらいなんです)
根っこの付いていない切り花は、検疫で虫がついていないかのチェックをしてもらい、問題が無ければハンコを押してもらう、それでOKです。
たまにはこんな“香りのお土産”は如何でしょうか?

あれれ〜、、雨雲はどこかへ行っちゃったみたいです

   
    
先週始め、2日続けて土砂降りの大雨が降り、風の向きも変わったので、雨期に入ったと思ていたら、それっきり。
またかんかん照りの青空の日々に舞い戻ってしまいました。

昨夜は雲一つない夜空に満天の星、
雨雲はどこへ行ってしまったのでしょうか、、、?
もちろん晴れの日も大歓迎ですが、とにかく暑いし
この熱い太陽の日差しが肌をジリジリ焼き、
ますます“美白”というものから遠ざかっていると思うと、喜んでばかりいられません。
もちろん、今さら“美白”を目指しているわけではないですけど、真っ黒にはなりたくないですね。
インドネシアの女の子たちは一生懸命“美白”を目指していろいろ頑張っているようです。バイクに乗る時はジャケットを着るのは当たり前。最近では軍手をして、ビーサンに靴下を履いている子もいました。
この“美白”願望は有色人種に共通したもののようです。
それとは反対に、ビーチで太陽の日差しをめいっぱい受けながら、本を読んだりしているのは白人たち。
彼らは、程よく小麦色になった肌に憧れていて、せっせとビーチに通っています。白人は良い色に焼けても、一週間で、元の白い肌に戻ってしまうそうです。
よく友だちが、「見てよ、こんなに真っ白になっちゃった、気持ち悪いでしょ〜、また焼かないと・・・」と言っています。
人間て、なんでこうも無い物ねだりなんでしょうね。

ウチの家守、ゲッコウ君

   
ここ最近、毎晩大きな鳴き声を聞かせてくれるウチのヤモリ、
通称:ゲッコウ(やっと全身撮影に成功!)

(本当の名前は:トッケイ)
この体長約25cmのゲッコウ君、
ここ最近、夕方から夜更けまで約30分に一回くらい
“コココ、、ココッ”と発声練習から始まり、その名の通り
ッッコウ”
と、すごく元気な声で4〜5回、叫びます。
(本当に“ゲッコウ“と聞こえるんですよ)
家中どこに居ても聞こえるくらい響き渡るのですが、
慣れてくると全然気にならなくなってきます。
きっと今、恋人募集中なのでしょう、
良い相手が見つかればもう少し静かな夜になるかもしれません。
普段は、声はすれども姿を見せてくれず、
たまに見えても上半身だけのぞかせていて、
ちょっと近寄るとすぐに後退して隠れてしまいます。
いつものポジション。

いちばん最初に見た時は、
さすがにビックリして、怖いものがあったのですが
家守というだけあって、家を守ってくれている(と信じている)ので、ありがたく同居してもらっています。
実際、蚊や虫などを食べてくれるので、
ウチには蚊などが少ないように思います。
その排泄の方は、もう少し場所を選んで欲しいよなぁ〜、
と思いますが。。。 

とうとう雨期に入ったようです。

   
先月末頃から猛暑の日々が続いていましたが、
昨日、一昨日の晩は土砂降りの雨が降りました。
かなり乾燥していたのでこの雨はとてもありがたく、
植物の緑が生き生きしてきたように見えます。
ここの雨期は大体、夜に降って朝から夕方までは良い天気というパターンが多いので、さわやかな朝を迎えられ気持ちが良いです。
雨が降った後は空気も涼しくなり、とても過ごし易くなります、
、、が、、、
私のベッドの上まで降らなくても良いのにぃ、、、、
念のために、吊ってある蚊帳の上にビニールを被せてあったので、雨漏りの被害で寝不足になることはなかったのですが、何とも悲しい光景。
ポタッ、ポタッと大量ではないものの、滴が落ちる音。。。
早く直さねば、、、
その上、、、、
検品やパッキングをしている倉庫に行ったら、水浸し!!
屋根続きの隣の建物が増築作業中で、
“雨は降らないと思ったから、週末は瓦を外したままにしてしまった”
“ごめん、ごめん”
、、、、、、
、、、、、
、、、ありえない、、、、、!
ほんの少しの部分、瓦が外してあっただけなのにすごい被害です。
でもここでは“怒った方が負け“
幸いにも、本日一日良い天気だったので、外に濡れたた布などを洗濯屋かと思う程広げ、中は大掃除。
隅々まで掃除する良い機会だったということにして、これからはこのような被害に遭わないように、対策を立てないと。。。
やっぱり今年も雨漏りから雨期を実感している、週明けの月曜日です。

ドリアンの季節がやってきた!

そろそろ雨期に入ろうとしている今日この頃、
毎日うだるような暑さが続いています。
そんな暑さとともにみんなのお待ちかね、
ドリアン売りが毎年お馴染みの場所に出現しました。
(私もある時から大好きになりました)

近づくとあの何とも濃厚な甘い香りがしてきます。
(嫌いな人にはたまらなく不快な匂いだそうですが、、、)
バイクを止めようかそのまま通り過ぎるか、、?、
究極の選択。
毎回通るたびに迷ってしまう、、
やっぱりこの暑さにはビールの誘惑が勝ち、
そのまま通り過ぎてしまうことが多々。。。
何が究極の選択なのかと言うと、
ドリアンかビールかの選択。
ドリアンを食べてアルコールを飲むと死んでしまうという説があるのです。
これが根拠のある話なのかは別として、
ずいぶん前にちょっとくらいなら大丈夫かな、とドリアンを夕方食べて、その後夕食の時にビールを一杯(いっぱいではなく一杯です)飲んだらお腹が大変なことになってしまいました。
下痢をするとかではなく、
お腹がガスでどんどん膨れてくるのです!
たぶんお腹のかなで異常発酵したのでしょう、
そのガスが上からも下からも抜けていかないのです。
2〜3時間はどうしょうもない苦しさでした。
このまま膨れ続けたらどうしよう、と心配になった程です。
これがもっとビールを飲んでいたらと思うとゾッとします。
たぶん他のお酒でも同じようなことが起こるのではないかと思いますが、さすがに試す気にはなりません。
もしかすると昔誰かが両方を大量に飲食して本当にお腹が破裂してしまった、というのも大いに考えられる話だと思います。
ここの人はみんなものすごいドリアン好きで、普段遠慮がちなバリの人も、ドリアンだけは“食べる?”と聞くと“いるいる!”と二つ返事です。
あの濃厚でクリーミーな食べ物は好きな人には本当に
“天国の味“です、
が、嫌いな人には“地獄の匂い”のようですね。
ちなみに
“ドリアン”の意味ですが
“ドゥリ”がインドネシア語やマレーシア語で“トゲ“
“アン(ヤン)”は“もの”
正しくは“ドゥリア(又はヤ)ン”で、まさしく!
トゲのある奴!
くれぐれも食べ合わせには気を付けましょう!

自然ってすごいっ!

4年くらい前、アメッドと言う北東の村へ行った時に、採れたてのカシューナッツを殻付きのまま数キロ買って来ました。
そのまま生で殻を割って食べたらとても美味しかったのですが、殻から外すのが意外に大変だったので、そのまましばらく放っておくと、もう食べれない程渋くなってしまいました。
自然の物だし、と家の隣にある空き地に殻付きナッツを捨てたのです。
それが、芽を出し、葉を出し、
今ではこーんなカシューナッツの木に成長しました。
(じゃーん!)

高さ約3mちょっとはあります。
去年から実を付け出したのですが、それにしても早い!
水まきも何もしていないのに
(育てる意識なんてまったく無かったのだから)
すごい!
自然の生きる力って本当にすごすぎる!
と、一人で感激中ですが、
その、気になる実とは、

赤く、甘〜い独特な香りがします。
(何故か、”ドクター・ペッパー”を思い出しました)
熟したネクタリンのように柔らかい。
その実の下に勾玉のようなあのカシューナッツの形をした種がぶら下がるようにくっついているのです。
この殻の中にカシューナッツが入っているわけです。
種が外についているなんて面白いですね。
ということは、、、、と、実の部分を切ってみると

全部実!
(こんな形にはきっと、カシューナッツなりの思惑があるのでしょうね、
いつか聞いてみたいと思います)
一口食べてみたら、一瞬甘く、
ネクタリンとリンゴのミックスから酸味をとって甘さを足したような味。
表現するのがむずかしい、、、
その後すぐに口の中が全面しぶみでモワモワしてきました。
う〜ん、食べても良い物だったのか??
ちょっと心配になるくらい変な渋みです。
カシューナッツの方がやっぱり美味しいです。
アメッド、で思い出したことがあるのでついでに、、、
泊まっていたバンガローで、マッサージをしてくれたおばちゃんに
“もしお金がまとまって入ったら何を買う?”
と不躾な質問をしたとことがあります、
私はテレビかな?
携帯電話かな〜?
なんて何気なく思っていましたが、
彼女は迷うことなく“お米”と答えました。

アメッドは岩山からすぐに海という地形で、
バリの他の地域が雨期で大雨でも、ほとんどかんかん照りのことが多い上、大雨が降っても、そのまま海に流されてしまうような丘陵です。
なので田んぼはありません。
ひからびた土地にトウモロコシが植えてあります。
カシューナッツも育ちます。
ほとんどの男性は、ジュクンと言うアウトリガーと帆の付いたボートで漁をして一家の家計を支えています。
素晴らしい塩田があり、
とても美味しい深層海流の塩が昔ながらの製法で作られています。
彼女曰く、
毎日の主食は米とトウモロコシの粉を混ぜたもの、
お金がなくなると、トウモロコシだけ、
お金があればたまーに白米だけが食べられるそうです。
毎日白米を食べられることが夢ということです。
こんなに身近で主食に対する危惧の言葉を聞いたのは、
ショックでした。
これは、こんなに豊かであるような南の島の一部で今現在ある事実です。
ちなみにカシューナッツを買ったのは丘陵の上の方なんですが、そこにも人が住んでいて、毎日、飲料水を麓の井戸まで汲みに行くそうです。

蛇口をひねれば水が豊富に出て来て、毎日のご飯の心配もしないで生活出来ることが、当たり前ではないのだと考えさせられたことを、カシューナッツの木を見るたびに思い出します。

子供楽団

先日観光客で賑わうレギャン通りを歩いていた時、ガムランの音が聞こえて来たので音の出どころを求めてバイクがやっと通れるような路地に入って行くと、民家の門のところで子供たちが遊んでいるのか練習しているのか、とても楽しそうにガムランを演奏していました。
もちろん成人の男の人たちが奏でるような本格的なものではなかったのですが,それなりにちゃんと演奏していて、太鼓の子は良くしなる指でバチをクルクルとバトンのように回しながら間を取ったり,他の子も演奏の間にそれぞれ踊りを入れたりして、すごく様になっていました。

なんだかとても嬉しくなってしまい,写真を撮らせてもらうと、演奏をしながらもちゃんと決めポーズを入れてくれ、さすが自分たちの文化に誇りを持ったバリっ子だな〜、と感心するばかりでした。
この辺りの大通りは高級ブティックやお土産屋さん、レストランでびっしり埋め尽くされていてまさに観光地のど真ん中、なのにちょっと路地に入ると昔から続くバリの人の日常がそのまま残っているのです。
西洋の文化を受け入れ、隣りどうしで生活しながらも、自分たちの文化を守り続けている人々には、どこか芯の力強さがあるように感じます。西洋の風に振り回されてきた私たち日本人は何処かにルーツを置いて来てしまい、根無し草になってしまったように感じるのは私だけでしょうか???

バリ de お盆(ガルンガン)

今日はガルンガン、まるで七夕のような竹飾り(ペンジョール)を家の前に立て、たくさんのお供え物を用意し神様と先祖の霊をお迎えします。

仕入れのお手伝いをしてくれているマデ氏とその奥さんが、朝からお供え物やお飾りを持って来てくれました。

各所にお供え物などの準備が出来たらみんなで感謝のお祈りをします。
このガルンガンにはとても深い意味合いがあるそうですが、七夕飾りのようなものがあったり、仕事の為に実家を離れている人たちが里帰りしたり、10日後にはクニンガンと言う送り盆のような日がセットになっていたりとまるで日本のお盆にそっくりです。
日本の風習に良く似たものがあるバリは、異国の地に居るというよりも、懐かしい心の安らぎを感じるところです。その昔、前世でバリに居たことがあるような、そんな感じさえします。(これはバリにハマる多くの人が感じることらしいですが・・・笑)

フルムーン(プルナマ)


今月3日は特別な満月だったようで、大きな寺院の前のビーチではバリヒンドゥーのお坊さんたちがたくさん集まり、お祈りをしていました。
白と黒のチェックの衣装を着ている人たちが長い槍のような棒を持って踊り、後ろではガムランの生演奏。。。


その前で、家族連れが海に向かってお祈りをしていました。
とても神聖な気持ちになります。

彼らはお祈りが終わると、
山ほど持ってきたお供え物をそのままビーチに置いたまま帰ってしまい
犬がせっせとお供えのお菓子を食べていました。
このお供え物の残りはどうなるのでしょうか???
波にもまれて自然に戻るんでしょうね、、、、
犬にも優しいバリのフルムーンのセレモニーでした。

インドネシア バリ島より〜

バリ島での暮らしの中のちょっとした風景をどんどんアップしていきますね。
まずはセミニャック、クロボカンエリアの4階建ての大型お土産屋 
屋上からの眺めです。

見渡しても高層ビルのような建物がありません。

バリ島は景観を保つために椰子の木より高い建物を建ててはいけない
と言う法律があるためだそうです。
(なんとアバウトな基準・・・!)

ちょうど写真の真ん中くらいにある椰子の木は
4階に立った目線と同じくらいの高さだと思います。
ずいぶん前まではほとんどの建物は平屋か2階建てで
とても情緒ある風景だったのですが、
ここ最近ではどんどん高くなり
5階建ての建物も出現
これはたぶん一番高い椰子の木を基準にした
という言い分なのでしょう。。。
例外として サヌールにあるバリビーチホテルは、この法律が出来る前に建ったものなので唯一10階建ての高層ビルだったり、日航ホテルは断崖の崖を上手く利用しているので海から見たら15階建てでも、エントランスから下に降りていくので道路から見たら高層ビルではないというのもあります。
上手く考えたものですね〜
せっかくなのでお店の中もちょっとだけのぞいてみましょう。

びっしり積まれた雑貨たち

お面、置物も充実していました。。。