NYEPI(祝・1934年)

   
    
  
  
先週はバリ・サカ歴の新年「ニュピ」で
「ムラスティ」「オゴオゴ」「ニュピ(静寂の日)」
(↑クリックで昨年、一昨年の記事へ)
・ ・と、ニュピ一連の行事があり
またまたバリニーズ大忙しでした〜
新月の翌日23日がバリの新年
サカ歴・1934年のスタートです
普段ならわたしもかなりテンションの上がるこの行事群
今年は風邪を引いてしまいテンションダウン・・・
おまけに悪天候が続いていたのでなおさらダウン・・・
夜、突然やって来た暴風雨でテラスの屋根がバリバリと吹き飛ばされてしまいました

(たぶん竜巻が発生したものと思われる・・)
けっこう怖かったです、心臓がバクバクしてましたよー
大好きな「ムラスティ」の日も珍しく1日中雨だったので参加を断念
でもバリニーズは冷たい雨の中、朝からカッパも着ずに歩いて海まで御神体を運び、びしょびしょのまま強風のビーチでお祈り〜待機し、夕方帰宅まで濡れたまま・・・だったと後日談を聞き、その精神力と気力には恐れ入った次第です
スタッフの誰かしら風邪くかと思いきや・・・
全員元気〜!
ニュピ前夜、近所の「オゴオゴ」の出発だけ見送りに行ってきました
夕方、日が落ちてから出発するのでみんな準備〜待機中

(バリの人は『待機』にとても慣れています)


日がすっかり落ちてから出発ですー

先頭の松明陣に続いてキッズ・オゴオゴ〜

その後に青年部・オゴオゴ〜

(ものすごいオーブ!)
今年のオゴオゴは全体的にみんな小さめだったようです
去年までの「もっと大きく!もっと豪華に!」
・・と、競うような空気を感じませんでした
世の中の方向性が少しずつ変わってきているのかもしれないですね
「原点回帰」への流れかなぁ〜

3・11追悼コンサート

    
  
  
   
また更新が滞ってしまいました・・・すみません〜
この間の日曜日はバリでも追悼コンサートが開かれました
有志が集い、いわゆる「日本人会」の主催だそうです
友人がピアノを弾くというので
めったに参加しない「日本人会行事」に行ってきました

全員で黙祷のあと
小さな子供たちの合唱から始まり
子供チアーダンサーたちのショー

バリ人や欧米人と日本人のハーフたちが多くを占めているのではないかと思います
子供たちは小さい頃から
インドネシア語
バリ語
日本語
英語
のある生活の中でそれぞれの言語を流暢に使い分け
その発音の良さに・・
「うらやまし〜〜〜!」
さすがに日本語の読み書きの為には
毎週日本語の補習校にも通っていますが
これは日本では毎日少しずつ覚えていくものなので
けっこう大変そうです・・・

(父兄たちかな〜??)
いやー、それにしても来客がほとんど知らない人たちばかり
いろんな人が居るんだなぁ〜

このダンスショー みんな上手で
感動!
そして最後にしっとりとピアノとマリンバ

早速、会の参加費と寄付金が日本へ送られたそうです
微々たる額だと思いますが、みんなの気持
有効に使っていただきたいものですね
未だに学校での避難生活を続けられている方々がおられるようです
一日も早くきちんとした住処での生活が出来るように
お祈りしています