手書きバティック

   
  
  
   
バティックついでに
手書きバティックの様子もご紹介します

茶色い部分がロウ
チャンティンという道具で丁寧に柄を書いていきます

これは既に白い部分はロウで被せて藍色を入れ
ロウを落とし、乾かしたものに
第2色目の色を入れる際にまた白く抜く部分の柄を書いているところ
気の遠くなるような細かい作業を何度か繰り返します
こんな細かい柄も・・・

(ロウの部分は白いままなので、まるで白地に柄を書いたように仕上がります。出来上がりの画像が無くてすみません)
こういった伝統の技術を残していって欲しいですね
近年、現地でもこのような本格的なバティック(蝋染)は貴重になってきました。通常使われているのは、それを模したプリント物が多いです。
マライカでも¥2,000のサロンや、¥3,000前後の低額の衣料品などは模したプリント物が主です。

バティック屋さんの副業

    
  
  
 
バティック工房を訪ねると
ちょうど一回染めた布にチャップという版で
溶かしたロウをのせていく作業中

(チャップ)

リズミカルに、そして慎重に柄をつなげていく工程は
さすが職人さん!
見事なまでに隙間やダブった箇所がありません
このあとロウが付いたまま他の色で染めて
ロウを落とすとその部分だけ最初の色が残り
とてもきれいなバティック染めが出来上がります
こんなに手間のかかる仕事を安い工賃でしてもらって
申し訳ないような気がします
それもとても暑い中
本当にご苦労様です・・・
そんなバティックの作業台の横には

大きなベニヤ板で出来た箱がドーンと置いてあり
覗いてみると・・・

ゲッ・・・
なにこれ???
「コオロギだよ〜」 とボス

コオロギは、今ペットブームのバリで
鳥や魚の餌としてかなりいい値段で売れるらしい・・
ちょっと手軽(?)な副業は
けっこう大きな収入のようです
手間のかかりすぎるわりに実入りの少ない本業と
いつか入れ替わってしまったら・・・
と、心配になったりもします・・・

グダンのランチ風景

     
  
  
  
グダン(倉庫)で検品や値付けのお手伝いをしてくれている男性陣は、みんなお弁当を持参
お食事中を失礼しまして・・・

白米大好き!
ほとんど “目ざし一匹でご飯1膳” の世界

日常はこのバランスが良いらしいです
質素だけど愛情こもったご飯が身も心も満たしてくれるんですね

手で食べるのが一番美味しい!
本当です

パッキング用の段ボールがテーブル

こぼさないでよー

ちょっと目の保養をどうぞ・・・

   

セミニャックのフラワーアレンジメントショップ
“ヘリコニア”

普通のお花屋さんではなく
アレンジされたものだけを売っているお店
日本のお花屋さんと大きく違うのが
お店に入ってもうっとりするようなお花の香りがしないこと
ここでは男の子たちが熱帯ならではのお花を使い
大胆なアレンジをしていているのでとても勉強になります



生花の横ではクリスマスのお飾りも製作中

こちらも売り物
きっとレストランやホテルそして個人宅へ・・・
どんどんモダンになっているバリです
ちょっと一息つけましたかー?

常夏の島なのに・・・

   
  
 
 
朝の出勤風景

みんな防寒服・・・
常夏のバリとは思えない風景ですが
ちょっと冷え込むこともあり(23〜4℃)、みな
“マスッ(入る)・アンギン(風)”
(風が入る=風邪を引く)
にならないように、風を切って走るバイクに乗る時は
ジャケットを着込みます
さらに日中の暑い時にも着用
これも汗をかいた身体で風を受けると冷えるというのと
強い太陽の日差しから保護するためです
(日焼けしたくないというのもあり)
そのジャケットも日本なら真冬に着そうな革ジャンや
たまにぶ厚いダウンジャケットを着ている人もいたりして・・
もしかして防熱にも優れているのかもしれないですね
どうも日本や韓国からの古着を売る店で買っているようで
◯◯高校と刺繍されたジャージを着ている人もいます
バリにおいでの際は、処分したいと思っている
そう言ったジャケットなどをお世話になった人などにあげると
大変喜ばれます、ジャケットじゃなくても何でもですけど(笑)
日本ではまだ着れる洋服がゴミに出されて
それを焼却するにも税金がかかりCO2も排出され
良いこと無し
第一せっかく作られた洋服が可哀想
こんな物でも??と思う物でも
それらを安い工賃で作っている人たちにしてみれば
古着でもなかなか買えない・・・
info:こんなことをしているNPOがあります
      良かったら覗いてみて下さい(バリじゃないんですが)
       http://www.jfsa.jpn.org/
あ、話がそれてしまいました・・ジャケットの話でしたね
もちろん観光客や白人で着ている人はあまり見ませんが
わたしを含めバリ在住が長い東洋人は結構みんなジャケット着用です
前に白人が多く集まるワルン(食堂)に
ジャケットを着たまま入っていくと
「お〜〜ぉ、寒いね〜〜・・ここはネパールか?」
とちゃかされたことも・・・
「そうよ、寒いのよ」
と言い返しながら
「君たちのように体毛がぼうぼう生えているカラダとは
ちがうんだよ〜!」
と、心の中でつぶやき返した(笑)
体毛は関係あるかわかりませんが、実際、白人と東洋人では
体感温度がけっこう違います
先週は曇りがちな日が続き、靴下まで履いていました・・・
友だちは冷房のない部屋で腹巻きとレッグウォーマーを
して寝ているそうです
意外にも寒さが身近にあるバリです

最近出来てきた秒読み信号機
5・4・3くらいになると
アクセルブンブンでレーシングモード!(笑)

地球が泣いている・・・

   
今年のバリはまったく天候が安定せず、今までのはっきりとした乾期が無いままに7・8・9・10月が過ぎ、結局、乾期を迎えることなく雨期に突入してしまったようです。
だいたい5月〜10月が乾期でほとんど晴天の日々が続き、どこも乾燥し緑が砂埃などで真っ白になるくらいでしたが、今年は生き生きした緑に囲まれて、家にあるレインウォータータンクが常に活用されました。(それはそれでけっこう嬉しかったりもしますが、こんなことは無かったです)

他の国を見渡しても、やはりどこも雨が多いように感じます。
今朝もざんざん降りの雨が道をふさいで、そこら中が通行出来なくなっていました。
このざんざん雨を見ていたら

“地球が泣いている・・・”
それも 
“わんわん号泣している” ような気がしてなりません。
例えば、ガン細胞って人間の身体を蝕んでいき、身体が死んでしまったらガン細胞も生き残ることは出来ないのにその増殖や悪さを止めない・・・
そんなイメージが、この地球という大きな生命体の悲しみとして浮かんできたのです。
もちろんガン細胞とは
この地球を痛めつけることばかりしている私たち・・・
私たちはこの泣いている母なる地球の幸せな笑顔をとり戻すことが出来るのでしょうか??
こんなことを妄想していた土曜の午後でした・・・

ジャンボ

   
スーパーのレジ周りに極デカライター発見


数年前にウエストポーチにライターを入れ
炎天下の中歩いていたら
パンッ!!!!
と爆発したことがありました
もービックリ!
幸い火も出ず、被害もなく
冷たくなったライターの破片を
取り出したんですが・・・
こんなジャンボライターが破裂したら
ビックリだけじゃすまなそうですね・・・
こちらは某デューティーフリー内にあった
植木のオブジェ(?)

なんで
ビーサンなんだろう???・・・??