コマンちゃんの結婚式

  
わたしの友人で妹のようなコマンちゃんの結婚式に出るため
クタから車で約2時間半、西部のヌガラへ行って来ました
イスラムのお祭り期間と重なって
バリヒンドゥー・カレンダーでもここ1週間程、日が良いらしく
結婚式や他の儀式をあちこちでやっています
結婚式の儀式はまず花嫁の家で・・

家の門の前にお供え物(結婚式のサインですね)
いたいた、新郎新婦

村の長老たちの許可をもらい
お庭で最初の儀式

その後、仮設の祭壇でまた儀式

その祭壇に飾られた意味深そうなお飾り
カラフルでかわいい〜

米粉で作られています
お客さんたちはかなりリラックスして
儀式がすむまで待っています

花嫁の実家での儀式が終わると
今度は花婿さんの家にみんなで移動

これがまた、30mくらい離れた道路の向かい側
なんとまー、近いところへお嫁入り〜

立派な飾り付けでお嫁さんをお迎えです
花婿さんの家ではガムランの生演奏も

それも女性が入ったガムラン!
これはわたしも初めて見ました
そして親戚の子供たちの
“ポトン(切り落とす)・ギギ(歯)”
(直訳すると、歯を切り落とす)
の儀式もこの日一緒に行われるため、男の子と女の子が
結婚式の2人と似たような衣装を着て待機していました

今の若いもんはー・・・
ここでも携帯、離せないようです
“ポトン・ギギ” は
バリニーズの成人式みたいなもので
15歳前後(歳の決まりはない)になると
獣の象徴である犬歯を削って
人間の仲間入り
ということになるらしいです
(噛み合わせとかって・・・大丈夫なのかなぁ〜〜??)
儀式の準備はやはり村の長老たちが仕切り
手際よく沢山のお供え物を然るべき場所に置いていきます

お供え物のお清め

さすが年期が入っていて、とてもかっこいいですねー
見とれてしまいました
お客さんたちは
相変わらず、ただ待つのみ・・・

みんな長い儀式には慣れっこで
イラついている人いません
(寝てる人いますけど)
こちらの方は
「あたしゃ、ちょっとコーヒーブレイクよ」


そして長〜〜い最初の儀式の終盤
手のひらにつがれた聖水を3回飲みます

ちょっと三三九度みたいですね
このあと、門の前で儀式
その後はまた仮設の祭壇で儀式
・ ・・いつまで続くのぉ〜〜〜??
という感じだったので、門の儀式まで見届けて
早々においとまさせていただきました
PS:この日1番のスマイル!

すっかりかわいい女の子だと思っていたら
男の子でした・・・
デビューしたての
ヒロミ・GOを思い出しますね〜