ジャワ島紀行 〜中編〜(ジェパラ)

     
無事ジェパラに着きました、
小さな港があり漁船が漁に出る支度をしています。
アンティークのコレクションになりそうな可愛いボート。


ジェパラはとても穏やかな小さい街で、
チークウッドなどの家具や竹細工、
そして柄入りの手織りの布、ご存知 “イカット” を織っている小さな村があります。
イカットと言ってもいろいろあって、本来はその島々、村々独特の柄や織り方があり、ほとんどが自分たちで使う為に織った物なので、唯一の織物ですが、
ここジェパラでは、そう言った島々の特徴あるイカットの柄を使い、同じものを沢山生産しているのです。
沢山と言っても一柄、数十枚から200枚くらいで、もちろん1枚1枚手織りの布です。
この工程については、後日改めてご紹介したいと思います。
イカットを織っている村に向かう途中で見た、のどかなこんな光景。。。

チークウッドで出来た独特な家、
地面に直接立てられた家の中も土のまま。
チークウッドはとても堅く、シロアリに侵される事がないので大丈夫。
おじいさんはイカット用の糸を巻き、

おばあさんは竹の籠を編んでいます。

その前の家では機織り機を作っていました。

このゆったり時間の流れている道を進んで行きます。

この辺りは沢山のイカット作業場があり、それぞれ得意とするものを作っていて、糸の色染めから織りまで一カ所で完結します。

その一軒を覗いてみましょう。

この建物の中に、5台ほどの機織り機があり、
男の人たちが織っていました。
かなりの力仕事なのです!
この暑い中、本当にご苦労様です。
頭が下がりっぱなしでした。。。
     つづく、、、