家寺のセレモニー

   
 
明けましておめでとうございます。
2010年が始まりました、
みんなで素晴らしい年にしましょう!
昨日は家の“サンガ”という家寺の建立式でした。


この日取りは、“マンクー”と呼ばれるバリヒンドゥーのお坊さんが決めてくれるのですが、昨日はとても特別な日だったようです。
1、大晦日、年の最後の日
2、月食の満月(バリカレンダーでは昨日が満月)
3、とても稀な“ブルームーン”と言われる、
  ひと月に2回ある満月の2回目の満月
  
もちろん大晦日は知っていましたが、
あとの二つは今朝気付き、なんだかものすごくパワーあがるような気がして感激しているところです。
サンガは前から家にあったのですが、上の写真右の塀に立てかけられている木で出来たゲゲゲの鬼太郎のポストのようなサンガがシロアリに食われ、ある日バタンと倒れてしまったのです!
その”ある日”とは、ずいぶん前になるのですが、
よりによって前回日本へ帰国の4日前。
それもこちらで仕入れのお手伝いをしてくれている
バリニーズの男性2人も同行の準備が整っていたところ。
もちろん彼らは日本どころかバリから出るのは初めて、
飛行機も初めて。
みんなでワクワクしていた、
そんな“ある日”だったんです。
倒れているサンガを見て
私はドッキリ、
彼らの一人を家に呼び、倒れたサンガを見せると、
彼も背筋が“ゾクッ”
「これってどういう意味なんだろう?」
と私、
「とにかくマンクーに聞いた方が良い」
と彼。
「もしマンクーが今回の日本行きをやめた方が良いと言ったら、やめようね」
と言うことで、彼はその夜マンクーを訪れ、
どうしたら良いか聞いた結果
「日本行きは大丈夫、心配せずにいってらっしゃい」
「新しいサンガは帰ってきてから、
良い日を探して立てれば大丈夫」
と言うことだったので、
みんなで訪日が果たせたわけです。
それから数ヶ月・・・
やっと新しいサンガが出来ました!
やっと気持ちが落ち着いた感じです。
気持ちスッキリ、サンガも一新!
素晴らしい年のスタートです!