バリカレンダー

       
バリ仕様のスペシャルカレンダー

このカレンダーはインドネシアの国民の祭日プラス、バリヒンドゥーのお祭りの日や新月・満月、各祭事に良い日などがきめ細かく載っているものです。
(しっかり、作った人の写真入り!それも毎月登場・・・)
バリに住んでいると、
このカレンダーは無くてはならないもの。

赤い日は国民の祭日で、インドネシア全域共通ですが
赤丸で囲まれているのがバリのお祭りの日
この毎年替わる赤丸で囲まれた日やその前後など、
全てではないですが、だいたいお休みになります。
(仕事はお休みでも、彼らは休む暇なく早朝から夜中までお祭りの支度で大忙し、身体は休まるどころか、疲労困憊するようです。)
黒い丸印が新月、赤い丸印が満月の日
これらの日にも皆、特別なお祈りをします。
この他、人の名前によってそれぞれ特別なお祈りの日があったり
地鎮祭や建設を始めるのに良い日、
結婚式やお葬式に良い日
田植えをするのに良い日、
アンティークを買うのに良い日(!)
家畜の子牛や子豚などを買うのに良い日
などなど、、、事細かに記載されています。
月に数日ずつあるので、その中から重要な祭事は、
マンクー(お坊さん)に選んでもらいます。
カレンダーの裏面にホロスコープやヌメオロジー、風水的なものが詳しく載ってかなり充実しているものもあり、読めればきっと面白いと思いますが、私にはまったく理解出来ません、残念。
なぜか、
曜日や月の日本語読みがローマ字で入っているが不思議・・・
そして今月
3月16日がバリのサカ歴の新年にあたり
(何故か全国民の休日にもなっている・・・)
今、バリの人は新年の準備やその前の祭事で大忙しです。
大晦日にあたる15日の夜は“ねぶた祭”のような行事があり
その“オゴオゴ”という、張りぼて作りに皆夢中!
縫製工場の隣にも・・・
10日前

2日前

だんだん形になってきました。
街のあちこちにも、製作中のオゴオゴが・・・


それにしても皆かなり本格的。
子供たちだけで作るものと
大人が作るものが、各バンジャール(町内会)に一つずつ
子供たちは学校帰りに大人が作っているものを見に来ては興奮し、自分たちの製作の参考に観察しています。

大人は仕事から帰ってから・・・また一仕事ですね。。
こうやって地域みんなで何かを作り上げるというのはとても素晴らしいですね。これだけではなく冠婚葬祭、ことあるごとに皆で協力し合っています。
しかし、冠婚葬祭など大事なことに参加しなかったら村八分にされる・・・と言う、怖さがあるので、どんなに疲れていてもやるしかない、、、ことも多くあるようで、大変だなぁ〜と思います。
このオゴオゴはみんなの楽しみなので、
無理しないでやりたい人たちがやっているようですが・・・
ガムランの響きにのってオゴオゴが練り歩く
15日の夜がとても楽しみです。