インターネット復旧

 
  
バリに戻るとインターネットが使えなくなっていました。
モデムのセッティングをし直してもらう為に業者に電話すると、
「今日の夕方行きます」
とのこと、
本当かな〜?  
とちょっと心配で、
夕方前にもう一度確認の電話をすると
「5時にスタッフが行くので待っていて」
と、業者
私は、ちょっと間に合いそうになかったので
「5時半に出来ないかなー?」と言うと
「じゃ、5時15分。必ず居てね」
と言うので、
やりかけていたことを中断して急いで戻ると・・・
案の定、やっぱり来ない
しばらくすると、ものすごい土砂降りの雨・・・
これがかなり長く続き、
ついに7時半になっても誰も来ない・・・
こんな雨の中じゃ、バイクで来るの無理かな、
とは思ったけど
「本当に今日、来るの?」
と電話すると
「帰っちゃったのかな〜?
 明日必ず行かせるから」
こんなことはよくあることなので、
言いたいことはあっても、グッとこらえ
「じゃ、明日宜しくね、必ずよ」
と、やんわりお願いする。
翌日、
「今日、何時になりそう?」
と電話すると、
「夕方までには・・・」
「じゃ来れる30分前くらいに電話入れてね」
こんな会話も虚しく、この日電話も来ず・・・
夕方、「明日は朝一で、絶対にお願いしますよ」
「じゃ、11時に行かせます。必ず!」
翌日、12時になっても来ないので、
また電話すると
「今から向かうので、40分後には着きます」
と、やっと来てくれ、
ほんの5分で復旧。
こんなことの繰り返しで
3日間ず〜っと待ち続けたことも何度かあります。
もう少し、現実的な約束をしてもらいたいものだと
毎回、ブツブツ独り言を言っているわけですが
とにかく、復旧したのでホッとしています。
そんなことやっている間に、
本日、かんかん照りの暑さの中
コンテナの荷積みでした。

このコンテナの陽に当たっている部分、
触れない程、熱っ!!

これから約2〜3週間、
灼熱の大洋の上、過酷な旅をし日本へ着きます。
毎回、中の物が溶けてしまわないかと心配する程です。
無事に着きますように!

布屋街

  
デンパサールにある布屋さんが両面にびっしり並んだスラウェシ通り。

正装のクバヤという女性が着るブラウスの生地、
その付属品やサロンやなどを売っている店が多く、
その他、服地やベットカバーなどの布も売っています。
この細い通りはいつも駐車されたバイクや車が道の半分を占領し、あとの半分は通行車の流れが止まることがありません。

常に人が行き交い、特にローカルの女性がクバヤの新調のために、最新流行の生地を探しに来ます。

クバヤの生地は襟、袖、裾に使う部分にレースやカットワークがされていて、クバヤ専門のテイラーで自分の身体にフィットするように採寸してもらって作ります。
バティックサロン専門店もありますが、お店のほとんどはバティック模様をプリントしたサロンで、本物のバティックは高価なので少量がおいてある程度。

この通りの主(?)的な荷物運びのおばちゃん
(お風呂上がりではないです)

生地を沢山買ったら、
このおばちゃんが荷物を頭の上でくるっと巻いたタオルに載せて車まで運んでくれます。
すごく小柄で、か細いおばちゃんは、
タフで力持ち!
運ぶ物がない時は、
お金をくれとずーっと言っています。
ちょっとあげると、
「こんだけ〜?」と文句を良い
もっとくれとまたずーっと言い続けるおばちゃん
なにげに憎めないです・・・
歩道には果物売りも

とにかく賑やかな通りです。

トラフィック・ジャム イン パラダイス

   
トラフィック(交通)
ジャム(パンに付けるジャム=びっしり詰まっている)
訳して
“渋滞”

南国の楽園が近年増え続けている車やバイクで埋め尽くされてきています。
“都市計画“などとは無縁だった自転車やバイク又は歩きの時代のまま急激な観光化の大津波にのまれ、行き当たりばったりで新しい道をつくりつなげていった結果、やっぱり何処かでスムーズに行かないところが出てきてすぐに”渋滞“

オンボロの中古ジムニーが100万円くらいした頃、誰もこんなに車が普及するとは思っていなかったでしょう。数年前から日本車メーカーらのインドネシア生産が急激に増え値段もグッと安くなったとういのがまず第一、空前の観光ビジネスの繁栄や土地の値段が倍々ゲームのようにハネ上がり、ちょっとの土地を売ったり貸したりするだけで車が何台も買えるようなお金が動くようになったことなど、とにかく今までバイク社会仕様だった道が車社会への急変換をしているところです。
だから走っている車の半分は新車で、運転手も新米ドライバーが多く、それも日本のような厳しい教習所もない、言っちゃえば免許は1日で“買える”ようなところだから、マナーはまったく無しの、ルールもなし状態。そんな車の間をこれもまた増え続けているバイクが隙間を埋めるように入り込んで来るので道は究極のカオスと化している状況です。
よくあるビックリは、渋滞の信号で2車線の所が3車線になりその一番左のズルして前に出てきた車がなんと大胆行動の右折をしちゃうんです。(バリは日本と同じ左側通行)バイクもしかり。だから信号が替わって急発進するのは危険なので様子を見ながら進まないといけないし、若葉マークなんてないけど明らかに新米ドライバーの発進の遅さも加わり、1回の青信号で数台しか行けないことも多々。Uターンも出来ず横道もなく、延々と続く渋滞の列の後ろで30〜40分悶々というパターン。
そこでバイクが活躍するのですが、さすがにこの年末年始は観光のピークシーズン、海外からだけではなく他の島からマイカーで来る家族が多いので、渋滞のカオスもピークに!バイクでも進まなくなることも・・・
もう一つかなり滑稽な、にっちもさっちもいかない渋滞。
これはスムーズに流れていた交差点内が、一瞬でカオスに・・・
信号の無い又は停電中の交差点内に、同時に入ってきた譲り合いの精神とは無縁の4方向からの車がお互いに進路を塞ぐようにカッキリハマってしまい、後続車が続き、その隙間がバイクで埋め尽くされるため、少しもバック出来る状態でなくなって、その渋滞は延々と長くなっていくのであります。
痺れを切らした数人の運転手が車から降りて交通整理を始め、なかなか言うことを聞かないチョロチョロバイクを制止し、パズル状態になった車やバイクに10cm単位の移動を繰り返させ、どうにか1車線を通れるようにするのですが、もはや遅し。その車が進むべき進行方向は全面対向車で埋め尽くされてしまっているという光景。
こんな渋滞のバリを誰が想像していたでしょう?
日本のドライバーたちのマナーの良さに改めて感心します。
そして日本人のモラルの高さは世界一ではないかと思います。

家寺のセレモニー

   
 
明けましておめでとうございます。
2010年が始まりました、
みんなで素晴らしい年にしましょう!
昨日は家の“サンガ”という家寺の建立式でした。


この日取りは、“マンクー”と呼ばれるバリヒンドゥーのお坊さんが決めてくれるのですが、昨日はとても特別な日だったようです。
1、大晦日、年の最後の日
2、月食の満月(バリカレンダーでは昨日が満月)
3、とても稀な“ブルームーン”と言われる、
  ひと月に2回ある満月の2回目の満月
  
もちろん大晦日は知っていましたが、
あとの二つは今朝気付き、なんだかものすごくパワーあがるような気がして感激しているところです。
サンガは前から家にあったのですが、上の写真右の塀に立てかけられている木で出来たゲゲゲの鬼太郎のポストのようなサンガがシロアリに食われ、ある日バタンと倒れてしまったのです!
その”ある日”とは、ずいぶん前になるのですが、
よりによって前回日本へ帰国の4日前。
それもこちらで仕入れのお手伝いをしてくれている
バリニーズの男性2人も同行の準備が整っていたところ。
もちろん彼らは日本どころかバリから出るのは初めて、
飛行機も初めて。
みんなでワクワクしていた、
そんな“ある日”だったんです。
倒れているサンガを見て
私はドッキリ、
彼らの一人を家に呼び、倒れたサンガを見せると、
彼も背筋が“ゾクッ”
「これってどういう意味なんだろう?」
と私、
「とにかくマンクーに聞いた方が良い」
と彼。
「もしマンクーが今回の日本行きをやめた方が良いと言ったら、やめようね」
と言うことで、彼はその夜マンクーを訪れ、
どうしたら良いか聞いた結果
「日本行きは大丈夫、心配せずにいってらっしゃい」
「新しいサンガは帰ってきてから、
良い日を探して立てれば大丈夫」
と言うことだったので、
みんなで訪日が果たせたわけです。
それから数ヶ月・・・
やっと新しいサンガが出来ました!
やっと気持ちが落ち着いた感じです。
気持ちスッキリ、サンガも一新!
素晴らしい年のスタートです!

ウェディング週間

   
この1週間くらい通り沿いでよく見かける結婚式のお飾り、
どうやら日本で言う“大安”が続いているようです。
縫製工場に電話をかけても
「今日は家のセレモニー、明日は身内の結婚式」
友人も
「結婚式のお手伝いから帰ってきたところ・・・」
いつも行く食堂も、結婚式があるのでお休み
まるでウェディング週間です。
この年末の忙しい時に・・・
と言うことはありません。
ここバリの新年はまだ数ヶ月先で、
西暦の新年はあまり関係ないようです。
(でも一応、1日は祭日になっていますが・・・)
そんな中、私も先週末は銀細工で有名な“チュルック”という村へ
結婚式のレセプションに招待され、行ってきました。
いつもオーダーしているシルバー屋さんの御次男の結婚式です。
大きな敷地の入り口に結婚式のお飾り、
とても分り易い!

儀式は既に終わっていたので
新郎新婦が出迎えてくれました。

キラキラした衣装でとても華やかです。
でも気温33℃の蒸し暑さなので新郎は顔から汗が噴き出し、
新婦は頭の飾りが重く、疲れたようで、
私たちが着いてしばらくしたらTシャツに着替えていました。
(ラッキーなワンショットでした!)
こちらで儀式が行われたそうです、

招待客は昼過ぎから個々、来れる時間に来て挨拶をしビュッフェ式の食事をいただいたのち、ちょっと一服して帰ると言うスタイルのレセプションは1日中続く模様。
日本のように一同集まってというのではないんですね。

それも、地元の人や親戚を招待の日、
友人を招待の日と分かれているのだそうです。
(皆さんけっこうお疲れのようでした・・・)
このセレモニー週間まだ続いています。

必殺!蚊取りラケット

   
   
このラケット、ちょうどバトミントンのラケットの面の大きさくらい。

蚊がブンブン飛んでいる時に振り回すと
“バチバチバチッ”と小さな火花をあげ
蚊をやっつけてくれる優れもの。
ベッドの横に置いておいて、夜寝ている時に
“ブ〜〜〜ン”ときたら
手探りでラケットを探し、
音を探って振り回して、蚊をゲット!
仕組みは、グリップの部分にあるボタンを押して、ラケットの面に張ってある金属のワイヤーに電流を流し、感電させるもの。

毎年進化し続けている、
常夏のバリ必須アイテム。
蚊取り線香じゃ自分が燻されて呼吸出来ないし、リキッドダイプの電子蚊とりも従来の物からさらに強力なになったので、これも自分が具合悪くなってしまう。。。
蚊帳も中に既に侵入していると、
このラケットがかなりGOOD !
ここ最近、バリ中で“デング熱”と言う蚊を媒介にする病気にかかる人が急増していて、蚊にはかなり神経質になってきています。
このデングー熱、先々月だったか、知り合いのバリ在住の人がかかってしまい、高熱が続きいっこうに回復せず、バリの病院ではまずいと思いシンガポールの病院に急いで入院し約2週間の後、無事帰ってきたとのこと。
なるべく蚊に刺されないよう気を付けていますが、常に自分の体力や免疫力を高めておくことも大事ですね。
同じ蚊に刺されても身体の抵抗力が勝てば、病気は発症しないようです。
何年も前にニュースになった、団体ツアー客がバリでロブスターの刺身を食べてコレラになったという騒ぎがありました。これも、全員がなったわけではなく、同じものを食べてもコレラになった人と全然大丈夫だった人がいるのは、やはり身体の抵抗力の違いだったのではないかと思います。
私は“空腹力”(石原結實:著)と言う本を読んで、朝はニンジン・リンゴジュースとショウガ・黒糖紅茶だけで朝食抜き、を初めて約2年くらいになります。(他にもいろいろ気を付けていることがありますが、ぜんぜん風邪を引かなくなりました。)
この本によると、空腹時には白血球が血液中のばい菌や老廃物ををどんどん食べてくれ、しょうが紅茶は身体を温めるので免疫力が上がるというものです。
私たちの身体は36.5〜37度でもっとも良く働き、
1度下がるだけで免疫力がグーンとダウンすると言うことです。
人それぞれ方法はいろいろありますが、
常に身体をベストコンディションに保っていたいですね。

この液体は・・・?

   
バリの道を走っていると道端で、何度も目にするボトルに入った液体。
これ、なんだと思いますか?

町中では100mも空けず、至る所にあり、
たいがい“アブソルト・ヴォッカ”の1Lのボトルに入っています。
(ちょうど1Lというのが分り易く、ビジュアル的にもいい感じ)
その中身は“ガソリン”
もちろん立派なガソリンスタンドも沢山ありますが、

バイクの人にはこの
“どこでもスタンド”
が簡単で便利なようです。
特に、ガス欠になった時には大助かり。
バイクを押す距離がほんと短くって、
“ラッキー“って言う感じです。
とにかく、そこら中にあるのだから・・・
でもこの色・・・すごい濃いけど・・・
大丈夫なのかなぁ・・・・??
どうも混ざり物があるような気がしてしょうがないので、最悪の場合以外は、私は使いませんが、最悪の場合の人が多いのか、それとも気にしない人が多いのか・・・??
気化してしまったのではないかというようなボトルを並べているところもあります。
値段はガソリンスタンドの1割増程度のところが多いようですが、ツーリストには2倍もの値段を請求したりするところもあるらしいです。
上写真の左下にある、
“リサイクルじょうご“
気付きましたか?(愛すべきリサイクル精神!)
資本はほとんどかからず
(許可とかそう言うのないみたいですね)
不良在庫の心配もない
(自分で使えるし)
既にある店の軒先に置くだけ
こんな簡単に出来るのだからそりゃあ沢山あるわけですよねー。
バイク社会のバリでは、とてもありがたい存在です。

村のお寺のお祭り

   
正しくは“バンジャール“
日本でいう、町内会のお寺のお祭りです。
村の中にバンジャールと言う、
冠婚葬祭の互助をし合う町内会のようなものがいくつかあります。
各バンジャールに必ずある、“クルクル”

中が空洞の“木魚”のようなクルクルの合図でみなお寺に集合します。
正装した女性が絶妙のバランスで、
大きなお供え物を頭の上に乗せ、お寺に向かうのですが
この重さ15kgくらいありました。

バリの女性はとても姿勢が良く、
猫背の人は見かけません、
歩く姿がとても美しいです。
お供え物は、中にバナナの茎を立て
そこに竹串を刺し、一番下にはご飯、
竹串に果物、ケーキ、お菓子、鳥の丸焼き
等々を刺して積み上げていきます。

お寺の中は、沢山の色鮮やかなお供え物でいっぱい。

用意ができるまで、みんな好きなところでおしゃべりの花を咲かせ、ワイワイ、ガヤガヤしていますが、

“マンクー”と呼ばれるお坊さんの
“チリンチリン・・・”という鐘を鳴らす合図で
“スンバヤン”(お祈り)が始まると、
“シーーーン”と一瞬で静寂になります。
この静寂が、とても神聖で気持ちが良く
心が洗われるようです。
私の斜め前に座っていた、クリスモン君(10歳)。

この目で、私のスンバヤンの様子を見守ってくれ、
ちゃんと手順通りに終えると、
“うん、、、良し”と、ニッコリうなずいてくれました。
その時の彼の目は、子供のものではなく
神に仕える使者の様な威厳のあるものだったのが、印象深いです。
スンバヤンが終わり、
女性たちは神に捧げたお供え物を持ち帰り
家族で御馳走を楽しみます。

バリではほとんどの場合、きちっと敬意をはらってくれる人なら誰でも、スンバヤンに参加させてくれます。もちろん正装しなければなりませんが、これも快く貸してくれることが多いです。(今回、私も突然のことだったので、宿のスタッフのマデさんが貸してくれました)
みな温かい目で見守ってくれ、色々と教えてくれます。
  注:生理中の女性は参加出来ませんし、お寺の中にも入れません。
ビックリしたのが、このマデさんが私に貸してくれた“クバヤ”と言う正装のブラウスの値段。
とても細かく綺麗なカットワークがされたブラウス。
「こういうのって高いのよねー」と私が言うと。
「いくらだと思う?」とマデさん。
なんとブラウス1枚、彼女の1ヶ月のお給料と同じだそうです。
(もちろん彼女や友だちが着ていたブラウスも同様かそれ以上らしい)
「お金がなくて大変なのよ」と言い、けっして裕福という程の生活ではないのに、彼女たちの正装への思いはすごいなぁ〜、、、と思いましたが、そういえば、日本人の着物に対するものと同じですね。
そして、そんな高価なものを惜しげも無く貸してくれる度量の深さにあらためて感服しました。

ウチの家守(その2)、チチャ師

  
  
家の中の至る所に、何十匹いるか分からないくらいの小柄なヤモリ、
通称:チチャ

(彼らは主に壁や天井など至る所に張り付いている)
チチャ師は、体長約10cm前後と小柄。
柄が無くてほぼ肌色一色。
やはり夕方になると、そこら中に出現します。
たぶん昼間は涼しい屋根裏などで休んでいて,夕方、虫たちが電気の明かりに寄って来るので、それを狙って出てくるのだと思われます。
彼らの鳴き声は、
“チチチチチチッ”
ちょっと鳥の声に似ている感じです。
このチチャ師は、家の賢者。
例えば、ちょっと真剣な話し合いをしているときなど,
誰かが、その人なりの考えや意見を言い、ちょうど話し終わった瞬間に、
“チチチチチチッ”
というチチャ師の相槌は
「ふむふむ、その通りじゃ」
ということらしいです。
考え事をしている時も、同じそうです。
「それで良いのじゃ
・ ・・って感じですね。
昼間、姿が見えなくてもチチャ師は私たちの会話を聞いているのです。
頭の中で思うことや、口から出る言葉は常にきれいなものであるように気を付けていたいものです。

この暑さに、チチャ師も喉が渇いたようで
私の飲んだポカリスウェットの残りを飲みに来ていました。

木彫りと棚田の村、テガララン

      
週末は木彫りの村に用事があったので、
避暑も兼ねて山の方に行ってきました。
ウブドからキンタマーニ高原(名前に反応した人、、、いますよね、、、やっぱり。)へ続く道、初めの10kmくらいは、木彫りや、モザイクなどのお店がずら〜〜〜っと並んでいて、

途中には、“テガララン”と言う、
棚田で有名な村があり、いつも観光客で賑わっています。

この辺りはカエル、ネコやブッダ像等々の木彫りを村中で作っています。
木はこちらの名前で“アルベシア”といい、
とても早く育つ柔らかい木を使っています。
(日本語名は残念ながらわかりません,ごめんなさい)

アルベシアの丸太と天日干し中のブッダ像。

上り坂を進んで行くと、雲行きがおかしくなり、
突然の豪雨。
すごい勢いの濁流で道路が見えなくなり、
ゴミと化したお供え物が流れてきます。

この雨も30分くらいですっかり止み、
道路もきれいになって自然の大掃除。
麓の方ではきっと大変なゴミの量で大洪水だったのではないかと思われますが。。。
このテガラランの近くに、日本人のリタイアされた男性がやっている小さな宿があり、アットホームさと気持ちのいいロケーション、そしておいしい食事に魅せられ、たまに寄らせてもらいます。
暑くなく、寒くなく、とても気持ちのいい気候です。
部屋の前に広がる渓谷、
夜になると、蛍がちらほら行き交います。

    ヴィラ・チュンパカ ->こちらから
   
村の散策をしたい場合、時間が合えばスタッフが快く案内してくれます。
美味しい天ぷらを揚げてくれるマデさん。

   
夕方の散歩道で出会ったおじさん、

「今日の夕飯はアヤム・ゴレン(フライドチキン)なの?」
と聞くと、ニッコリとうなずいていました。
村のお寺で、夜お祭りがあるというので参加させてもらった時に、
あれ、どこかで見た人だ、、、、

しばらくして思い出した、“アヤム・ゴレン”のおじさんは、
とても素敵に変身していました。